木材チップの活用
エナジーチップ製造で再資源へRECYCLING
バイオマス発電事業にチップを供給し、100%リサイクル化を実現。
赤松園では、廃木材(家屋解体材、廃パレット、建築資材、製材端材、合板など)、家庭から出る不要となった植木、剪定ごみ(枝葉、根株、草)、丸太、竹などの木くずを受け入れています。
木くずの処理は焼却処分を行なうのが主流でしたが、建設リサイクル法の施行や、資源としての価値が注目されたことに伴い、廃棄物としての処理より原料や燃料としてリサイクルすることが主流になり、当社では100%リサイクル化を実現しています。
「バイオマス」とは、生物資源(bio)の量(mass)を表す言葉で、動植物等の生物から作り出される有機性のエネルギー資源(化石燃料を除く)の総称です。
そのなかで、木材からなるバイオマスのことを「木質バイオマス」と呼びます。
- 廃棄物の受入れ
(解体材、建築資材、植木ごみなど廃木材を受入れます。) - 重機で前処理
(破砕機に入る大きさへ砕きます。) - 破砕機で粉砕
(一日あたり267.9トンの処理が可能。) - 木材チップ化
(バイオマス燃料などに再利用されます。)
木材チップの活用Usage of Biomass
木質バイオマスの利用は、地球温暖化や廃棄物など環境問題に貢献することで、注目が集まっています。
近年では発電用としての需要も拡大し、ますますそのニーズは高まっており、発電所以外でも公共施設(温泉、温水プール、役場庁舎など)、製造業(製紙工場、製鉄所、セメント工場など)で多く活用されています。
木質バイオマスの利用量
農林水産省 木質バイオマスエネルギー利用動向調査より
- 2018年は9,304,316トン。
- 2017年は8,726,491トン。
- 2016年は7,734,236トン。
- 2015年は6,903,327トン。
赤松園では木材チップを製造・販売しております
大きさの違う2種の木材チップ(エナジーチップ)があります。
(40mm以下)
発電用のバイオマス燃料
バイオマス発電所では、石油や石炭の代わりにバイオマス燃料を利用するので、二酸化炭素の排出の抑制が可能となり、地球温暖化問題に貢献します。
サーマルリサイクルとして利用
廃棄物を焼却した際に生じる熱エネルギーを再利用するリサイクルです。主に焼却エネルギーを利用して発電します。ボイラーのある温泉や温水施設、工場でも利用されています。
(10mm以下)
家畜の糞尿処理、肥料
牛舎などの敷料にすることで、糞尿を吸収濾過します。使用後は高品質の堆肥へ還元させることができ、家畜業の方におすすめです。
マテリアルリサイクルとして利用
ゴミとして廃棄していた物を利用しやすいよう処理し、もう一度製品原料として再利用するリサイクルです。材料リサイクル、材料再生、再資源化、再生利用とも呼ばれています。
木材チップ購入希望の方は
お問い合わせください
バイオマス燃料として、また、木材再生品としてお使いいただける、環境にやさしい木材チップ(エナジーチップ)を販売しております。提供可能量や費用といったご不明点にもお答えしますので、お気軽にご連絡ください。
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